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先生が生徒を怒れなくなっている教育問題

学校は、これからの生き方を学ぶ場所で、先生によってたくさんの知らなかった常識を身につけていくところです。
教師は、ひとりの子供がひとりの人として立派に成長できるように、色々なことを様々な方法で教えます。
その方法はひとつではないし、完璧な正解もありません。
自分が最適だと思うやり方で子供に指導します。
しかし、今子供を叱れない教育者が増えてきているという教育問題があります。
一昔前までは体罰は普通に行われていたと言いますが、それが良くないことだというのは周知のことでも、それで育ってきた大人が今、子供を教えるという立場でどういう風に教えていいのかわからなくなっている人もいると思います。
自分が育ってきた環境とはまるで別の環境で子供に当たり前を教えるのはすごく難しいことです。
少し注意しただけのつもりでも、子供がそれを怖いと思い、その子の親がそれは良くないことだと学校に伝えたら、先生はその子にどう怒っていいか分からなくなります。
また、子供をあまり怒らずに、放任に近い形の教育をしている教師もいます。
体罰やら学校の責任やらで様々な教育問題があり、むやみに生徒を叱れない人が増えてきているけれど、ダメなことはダメだと子供に教えるのは教育者として大事だと思います。
怒鳴ることで、それがどのくらいダメなことだったのかを知ることができ、それが子供の成長に繋がるなら、少し怒鳴ってもいいように思います。

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